寺院縁起

寺院縁起

梅蔭禅寺

臨済寺妙心寺派に属し、開山は足利時代と言われます。
境内には“東海道の暴れん坊”清水次郎長親分をはじめ、側近の大政・小政・増川仙右エ門、そして生涯愛しつづけたお蝶夫人のお墓があります。
「侠客次郎長の墓」は幕臣から明治政府の郵政大臣を勤めた榎本武揚の書によるものです。
また侠客としては全国唯一その半生の功労が認められ銅像が設置されています。 初代の銅像は太平洋戦争で供に出され現在のものは昭和27年に堤達男氏により製作されました。
背後の石垣は駿府城を、前の池は駿河湾を表し郷里清水に根をおろした次郎長の心意気が感じられます。

次郎長博物館には黒駒の勝蔵から贈られた水晶玉・お守りの毘沙門天道中差・時計・望遠鏡・火縄銃等の遺品が展示されています。
明応元年(足利時代)東谷和尚授業の天倫道明和尚開山創建になる。
始め、梅蔭庵と号し永禄年間武田家の御朱印地となり古書今に存す。後梅蔭寺と改む。
慶弔年間祝融の難に逢い諸堂及び宝物を焼失す。後、復興したる安政の大地震の為全堂尽く倒潰。
明治36年万休和尚(十四代)の時、現在の本堂を再建す。 (一般参拝客向け資料より)

住職挨拶

こんにちは。梅蔭禅寺 住職の林 泰山です。

お寺は、悩みや迷いをそのまま持ってきてよい場所です。手を合わせる時間が、明日を過ごす力になりますように――その思いで、法要やご回向、仏事の相談を日々お受けしています。

後継のことやお墓の管理が心配な方には、永代供養墓のご提案も行っています。
もちろん、代々のお墓を大切にされたい方には境内墓地をご案内します。
見学やご相談はいつでもどうぞ。皆さまにとって、身近で頼れるお寺でありたいと願っております。

合掌

梅蔭禅寺 住職
林 泰山